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大学ホッケー 立命男子連覇 新フィールドで躍動

大阪府茨木市の「立命館OICフィールド」で6月28日~7月1日、ホッケーの全日本大学王座決定戦が行われ、男子は立命館大が2連覇を果たした。3年前に新キャンパス開設と同時に設置された同フィールドは、国際大会を開催できる規格を備え、立命館大の強化に貢献。競技のメジャー化の役割を担う関西の拠点としても期待される。

立命館大男子は渡辺(左)の活躍もあり2連覇を果たした(1日)

男子決勝は5年連続で立命館大と天理大の対戦。実力伯仲のライバル同士だが、今年は6-2と意外な大差がついた。立命館大の2点リードで迎えた第3クオーター、日本代表のFW渡辺晃大(4年)の快足を生かした1ゴール1アシストで2点を追加し、相手を突き放した。

渡辺は大学1年から日本代表入り。「脚力は海外の選手にも負けない」と自信を示す。課題はフィジカル面と、スティックでボールを扱う基本スキルを向上させ、プレーの質、速さをさらに高めることだという。

2020年東京五輪は男女とも開催国枠での出場が決定。男子は実に52年ぶりの五輪だ。中心選手のFW田中健太は立命館大OB。渡辺は「健太さんのレベルは高い。自分はまだまだ」と背中を追いつつ、24年パリ五輪も見据え自身を鍛える。

立命館大男子は春の関西学生リーグに続く2冠目。戦力、練習環境ともに充実し、秋季リーグ、インカレを加えた学生4冠だけでなく、社会人と争う日本リーグ、全日本選手権を制して6冠という高い目標を掲げる。

今大会の直前には試練もあった。6月18日に大阪北部地震が発生し、茨木市は震度6弱の揺れ。避難所で過ごした部員もいて1週間ほど練習できなかった。男子は徐々に調子を上げ優勝できたが「チームワークでつなぎ、走り勝つホッケー」(山田雅哉監督)を目指す女子は練習不足が響き、3位に終わった。

この間、練習で使った京都市北区の旧ホッケー場は、野球場の人工芝を再利用。ボールの転がり方などが異なり、「今の恵まれた環境を再認識した」とFB浦田果菜(2年)。OICは自動散水装置、ゴールカメラ、青色の専用人工芝などを完備。JRの大阪、京都両駅から30分圏内とアクセスも良い。

地元の茨木市も「ホッケーの町」を目指し、国際大会や東京五輪の事前キャンプ誘致、小学生向けホッケー教室の実施などで、立命館大とタッグを組む。9月10日からは女子日本代表が出場する4カ国大会が開催される。トップレベルのプレーを見せ、若い世代の育成を続けることで、競技の裾野が広がることを関係者は期待している。

(影井幹夫)

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