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神戸製鋼を起訴 検査データ改ざん、担当者は不起訴

(更新)

神戸製鋼所による品質検査データの改ざん事件で、東京地検特捜部は19日、法人としての同社を不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪で立川簡裁に起訴した。同法違反の疑いで書類送検された品質管理担当者4人は不起訴処分とした。

起訴状によると、同社はアルミや銅製品を製造する真岡(栃木県)、大安(三重県)、長府(山口県)の各製造所で2016~17年、顧客と合意した仕様を満たすよう製品の検査データを改ざんし、品質を虚偽表示したとしている。

調査報告書によると、神鋼の不正は一部で1970年代に始まり、グループ23拠点で判明。役員経験者や社員ら40人以上が不正を認識したり、関与したりした。業界には仕様に満たなくても顧客の了解を得て出荷する「特別採用(トクサイ)」との慣行があるが、神鋼は一部で了解なしに改ざんし、出荷することもトクサイと呼んでいた。

データ改ざん問題は17年10月以降に発覚。特捜部は警視庁と合同で18年6月に神鋼本社や3製造所を家宅捜索し、捜査していた。神鋼は5月時点で出荷先のほぼ全てで安全性を検証済みとしている。

神戸製鋼所は19日、「多大なるご迷惑をおかけし、改めて深くおわびする。再発防止策を実行し、信頼回復に努める」とのコメントを出した。

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