2018年9月20日(木)

コネクテッドカーで路面の保守点検、トヨタが実証実験

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BP速報
2018/7/19 23:00
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 トヨタ自動車は2018年8月1日から、ネットにつながるコネクテッドカーから得られるビッグデータを活用して、道路の保守点検に生かす技術の実証実験を愛知県豊田市で行う。期間は2カ月。車両の挙動データを分析する技術を応用する。

実証実験の概要図(出所:トヨタ自動車)

実証実験の概要図(出所:トヨタ自動車)

 トヨタは、コネクテッドカーより得られる車両データ(プローブ交通情報や車両挙動データ)を基にしたビッグデータから、路面の劣化状態を数値化することに成功した。例えば、ある車両の加速度センサーが大きな揺れを検知した場合、多くの車両で同様に揺れを検知している場合には道路の不具合として検知し、保守につなげる。事前に実施した実験では、挙動データを基に算出した路面劣化の指標値と、実際の路面状態との整合性は8割を超えたとする。実証実験では、より広域の一般道で検証する。さらには、豊田市の道路保守点検業務をより高精度かつ合理的にできるような行政サービスの支援に向けて、今回の技術を改善していくとする。

 実証実験における役割は、豊田市が日々の道路パトロールで取得した路面情報を提供し、今回の技術を道路保守点検業務に適用できるか、可能性を検討する。トヨタは、コネクテッドカーから取得した車両データを「モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)」上で抽出・ビッグデータ分析を行い、道路劣化情報として豊田市に提供する。また、実態との相関を分析する。対象エリアは、豊田市役所から半径10km圏内。

(ライター 森元美稀)

[日経 xTECH 2018年7月18日掲載]

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