30代2割、育児前に介護直面 ダブルケア経験者調査

2018/7/19 10:22
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育児と介護に同時に直面する「ダブルケア」の経験者のうち、30代では育児より先に介護が始まった人が20%を占めることがソニー生命保険の調査で分かった。育児と介護が同時に始まった人も7%おり、晩婚・晩産化の影響で出産や子育てよりも親の介護が先行するケースが増えているとみられる。

調査は今年2~3月にインターネットで実施。現在や過去にダブルケアの経験があり、大学生以下の子供を持つ男女計千人から回答を得た。

過去に経験した人にダブルケアだった期間を尋ねると、平均は3.9年。「10年超」も10%おり、精神面や体力面に加え、経済的な負担が長期間続くケースがあった。

仕事を持つ436人に「ダブルケアと両立しやすい職場か」を尋ねたところ、「いいえ」は男性の45%、女性の21%で、男性の方が両立の難しさを感じていた。

また、ダブルケアを理由に仕事を辞めた人が続けられなかった原因は、複数回答で「子供が保育園には入れなかった」が36%で最も多く、「職場が両立しにくい環境」30%、「親が介護施設に入れなかった」27%と続いた。

調査担当者は「柔軟な働き方に加えて、ダブルケアの人に保育園や介護施設への入所要件を緩和するなど、各種支援策の連携が求められている」と指摘している。

〔共同〕

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