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肺がん見落とし女性死亡 44人も検査必要

東京都杉並区で医療機関を運営する社会医療法人「河北医療財団」は17日、同区の40代女性について、過去3回にわたり健診などで肺がんの疑いを見落としていたと発表した。女性は今年5月に肺がんと診断され、6月に死亡。同財団の医療機関で2014年以降に肺がん検診を受けた9424人の診断結果を調べ直した結果、44人について精密検査が必要として受診を呼びかけている。

同財団によると、見落としがあったのは「河北健診クリニック」。女性は05~18年に計10回、勤務先の健診や区が実施する肺がん検診を受け、胸部のレントゲン診断を受けた。

14年の時点で肺がんの疑いを示す影が見つかったが、診断した2人の医師のうち1人は「要精密検査」と判断。1人は「乳頭」と診断し、最終的に「異常なし」と判定した。15年と18年に受けたレントゲン診断でも過去の画像と比較した結果、異常なしと判断された。

18年4月に女性が呼吸困難で都内の大学病院に救急搬送された際の検査でしこりが見つかり、過去の画像を確認したところ見落としが分かった。同財団は見落としを認めて遺族に謝罪した。

同財団の河北博文理事長は17日記者会見し「肺がんを早期に発見する機会があったにもかかわらず、女性が適切な治療を受ける機会を奪ってしまった。心からおわびする」と謝罪した。

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