2019年3月20日(水)

彫刻家の流政之さん死去、香川県内で惜しむ声広がる

2018/7/17 18:32
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高松市内にアトリエを構え制作活動を続けてきた世界的な彫刻家、流政之さんが死去したことが明らかになり、香川県内では別れを惜しむ声が広がった。JR四国の高松駅など香川県内には多くの作品が展示されており、「アート県としての先駆け」などとたたえる声が相次いだ。

流さんは2001年の米同時テロで崩壊した世界貿易センタービル前に設置されていた「雲の砦(とりで)」などで知られる。95歳だった。

香川県の浜田恵造知事は17日の記者会見で「彫刻に全力を注いで安らかに眠られたのではないか」と悼んだ。高松市の大西秀人市長は「今後も、作品を通して、先生のお人柄をしのぶとともに、文化芸術の発展に尽力していく」と誓った。

高松商工会議所の渡辺智樹会頭は、高松市を拠点に数々の作品を生み出してきたことに触れ、「私たちの誇りであり、その流氏を失うことは大きな悲しみだ」とコメントした。

高松丸亀町商店街振興組合(高松市)は、今後の再開発の目玉として広場などのデザインを話し合ってきた。古川康造理事長は「スムーズに再開発が進んでいれば、実現したかもしれず、残念だ」と唇をかみしめた。

高松国際ホテル(同市)には、新館のロビーに讃岐の女性を表現したとされる作品が展示されている。運営会社、穴吹エンタープライズの冨岡徹也社長は多くの人に見てほしいと望んでいた。

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