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物言う株主エリオット、アルパイン株5%取得 アルプスとの統合に影響も

2018/7/17 21:00
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 アルプス電気アルパインの経営統合で物言う株主が一段と圧力を強めそうだ。米投資会社エリオット・マネジメントがアルパイン株を約5%保有し、状況に応じて重要提案を行う方針も示した。アルパインは12月に開催予定の臨時株主総会でアルプスとの経営統合を正式に決議する考えだが、株式交換比率などに株主からの反対意見が強くなる可能性がある。

 アルプス電気は19年1月に株式交換でアルパインを完全子会社にする計画を発表している。アルパイン株1株にアルプス株0.68株を割り当てる方針で、この統合比率を巡って香港の投資会社オアシス・マネジメント・カンパニーが「不公正だ」と異議を唱えている。

 オアシスはアルパイン株を約1割保有する株主で、6月のアルパインの定時株主総会では大幅増配や社外取締役選任の株主提案をした。いずれの議案も否決されたが賛成比率は20%台後半になっており、一定の株主が賛同に回った。

 エリオットが13日に関東財務局に提出した大量保有報告書によると共同保有分も含めアルパイン株を5.12%保有していた。保有目的は「投資。状況に応じ、発行会社や関係会社と議論し、重要提案を行う」とする。

 エリオットは米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による日立国際電気株のTOB(株式公開買い付け)で日立国際株の買い増しに動いた。KKRは2度にわたって価格を引き上げ、TOBを成立させた経緯がある。

 アルパインとアルプスの経営統合ではエリオットの立場は不明だが、オアシスと共同歩調をとる可能性もある。統合実現にはアルパインの臨時総会で3分の2以上の株主の賛成が必要だ。オアシスとエリオットの保有比率は合計で15%程度になるとみられ、総会の行方に影響しそうだ。

 新たな物言う株主の登場で株式交換比率の見直しなどの思惑から17日のアルパイン株は上昇。一時、前週末比7%高の2621円まで上げ年初来高値を更新した。昨年10月にオアシスの株取得が判明した時もアルパイン株は急伸しており、アルプス株との値動きの差が鮮明になっている。

 アルパインは「現時点でエリオットから具体的な要求は来ていない。12月の臨時株主総会に向け、従来の手続きを進めていく」(広報担当)としている。

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