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ポスターでよみがえる G1レースの「苦い記憶」

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2018/7/21 6:30
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日本中央競馬会(JRA)のCMには、2017年から4人の俳優が出演しています。「JRA年間プロモーションキャラクター」と呼ばれる人たちで、松坂桃李さん、柳楽優弥さん、高畑充希さん、土屋太鳳さんです。仲間4人が初めて訪れた競馬場で体験した驚きや発見、感動、興奮を時にコミカルな内容で表現したCMで、テレビでご覧になった方もいらっしゃるはずです。

今年の日本ダービーのポスター

今年の日本ダービーのポスター

4人には共通点があることをご存じでしょうか。全員がNHKの連続テレビ小説に出演した経歴があるのです。女性2人はヒロインを演じ、男性の2人もヒロインと結婚するなど、過去に重要な役割を演じていました。

この事実に気づいた私は5月のG1、NHKマイルカップで、NHKだから「朝の連ドラ」がヒントになるはず、と思いました。放送中の連ドラのタイトルは「半分、青い。」です。青だから4枠の馬、しかも半分なので4枠の2頭のうち、どちらか一方が1、2着にくるのだろうと考えました。枠順が発表されると、4枠7番に有力馬のタワーオブロンドン(1番人気)が入ったではありませんか! 私は確信しました。タワーオブロンドンで間違いない、と。

しかし、結果はご存じの通り、6番人気のケイアイノーテックが勝ち、タワーオブロンドンは12着に敗れました。「半分、青い。」に気づいたときはやったと思ったのですが、どんな素晴らしいひらめきでも外れるときはあるのです。

あの有名人もCMに

今は当たり前のように有名芸能人がJRAのCMに出演していますが、私が入社した1985年(昭和60年)を思うと、まさに隔世の感を禁じ得ません。まだ、JRAという略称を使っていなかった当時の日本中央競馬会もCMはつくっていたはずですが、印象に残ったものはありません。流れが変わったのは86年に「人と馬の300年ロマン」というキャッチコピーで、ソフトなイメージを重視したCMを製作した時期だったように思います。

88年には年間を通してのキャラクターとして俳優の小林薫さんが起用され、以来、有名タレントが毎年のように出演するようになりました。個人的には90年に柳葉敏郎さんと賀来千賀子さんが起用されたのが、最も印象に残っています。当時のトレンディードラマに出演していたような人が、競馬だからと敬遠することなくJRAのCMに出演したことはうれしくもあり、ある意味ショックでした。

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