2018年11月21日(水)

インサイド/アウトサイド

フォローする

ソフトバンク連覇に暗雲 苦戦招いた昨季のツケ?

(1/2ページ)
2018/7/17 6:30
保存
共有
印刷
その他

折り返し地点を迎えたペナントレースで王者ソフトバンクの連覇に黄信号がちらつき始めた。昨季は45の貯金をつくり、2位に13.5ゲーム差をつけたが、今季は不安定な戦いが続く。球宴前の10試合は3勝7敗で39勝37敗。3位タイと辛くもAクラスには踏みとどまったものの、貯金は底をつきかけている。相次ぐ故障者に調子の上がらない主軸。勝負の夏場を迎えても、追撃態勢は整わない。(記録は15日現在)

球宴直前の日本ハム戦で連敗し、厳しい表情で引き揚げるソフトバンクのナイン=共同

球宴直前の日本ハム戦で連敗し、厳しい表情で引き揚げるソフトバンクのナイン=共同

2位日本ハムと対戦した球宴直前の2連戦はとりわけ元気がなかった。初戦は先発の石川柊太が五回途中5失点でKOされると、打線も内川聖一のソロのみで1―10。柳田悠岐を1番に起用するなど打線を組み替えて臨んだ2戦目も快音は聞かれず、投手陣も崩れて0―12。多くの関係者らが足を運んだ東京ドームの「鷹(たか)の祭典」で期待を裏切った。

岩崎、サファテら故障者相次ぐ

苦戦の最大の要因は相次ぐ故障者だ。昨季、セットアッパーとして防御率1.99の好成績を残した岩崎翔は右肘を痛めて開幕直後から不在が続く。日本新記録の54セーブを挙げて最優秀選手にも選ばれた抑えのデニス・サファテも右股関節の故障で開幕早々に離脱した。代わりに終盤を任されたリバン・モイネロ、森唯斗はともに防御率4点台と安定感を欠いている。

先発でも昨季16勝で最多勝に輝いた東浜巨が右肩の不調で5月下旬に登録抹消となり、ベテラン和田毅も左肩の違和感で戦列を離れたままだ。開幕投手を務め、柱と期待された千賀晃大も体調万全とはいかずに登録抹消を繰り返してきた。野手の今宮健太も右肘の痛みで6月中旬に離脱した。

主力の不調も響いている。4番でスタートした主将の内川は5月に2000安打を達成した直後、足を痛めて登録を抹消された。6月中旬に復帰した後も調子は上がらず、打率2割2分6厘で先発を外れる日も増えている。アルフレド・デスパイネ、松田宣浩も一発こそ出ているが、打率はともに2割2分台と確実性には乏しい。既に昨季に迫る12本塁打を放っている上林誠知の成長はあるが、期待込みで使われる若手はめぼしい結果を残せておらず、主力の不振をカバーするにはほど遠い。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

プロ野球コラム

17年ドラフト会議

電子版トップスポーツトップ

インサイド/アウトサイド 一覧

フォローする
菅野は4日、今季8度目の完封勝ちでリーグトップに並ぶ15勝目を挙げた=共同共同

 3位でクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性を残しながら、巨人の高橋由伸監督が今季限りでの辞任を表明した。最後まで波に乗れなかったチームにあって、圧倒的な存在感を放っているのが菅野智之だ。リーグ …続き (10/9)

浅村は「チャンスの方が力を発揮しやすいタイプ」と自負する=共同共同

 西武が10年ぶりのリーグ優勝に近づいている。ヤマ場とみられた14日からの9連戦を8勝無敗で通過(雨天中止が1試合)。2位ソフトバンクとの直接対決にも3連勝してマジックを点灯させ、連戦前の3ゲーム差を …続き (9/25)

北海道で地震が発生してから初めての試合を前に8日、募金活動をする日本ハムの栗山監督(中央)と楽天の平石監督代行(右)=共同共同

 6日未明、北海道を襲った震度7の地震で苦しむ道民を勇気づけようと、日本ハムのナインが一丸となっている。移動などで困難を強いられるなかで楽天戦に臨み、勝利も届けた主将の中田翔は「ファイターズの試合を見 …続き (9/11)

ハイライト・スポーツ

[PR]