豪雨被害の長良川鵜飼が再開 観覧船出航はなし

2018/7/14 19:56 (2018/7/14 22:17更新)
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豪雨の影響で4日から中止が続いていた岐阜市の伝統漁「長良川鵜飼(うかい)」が14日夜、再開した。観覧船乗り場の周囲に上流から流れ込んだ土砂が堆積しているため、観覧船は出航できず、鵜匠が乗る鵜舟だけが川に出て、観光客ら約800人が河川敷から見学した。

再開した「長良川鵜飼」で鵜を操る鵜匠(14日夜、岐阜市の長良川)=共同

観光客が見やすいように、5隻の鵜舟が岸辺近くを通り、鵜匠が鵜を巧みに操りアユをはき出させると、歓声が上がった。岐阜県岐南町から家族で来た会社員の平林孝文さん(40)は「観覧船に乗れないのは残念だが、近くで見ることができ感動した」と笑顔で話した。

鵜飼観覧船事務所によると、45隻ある観覧船のうち2隻が転覆、多くが補修を要する状態となった。クレーンを使い、堆積した土砂を取り除く作業を進め、25日の観覧船再開を目指している。これまでに1万人以上の予約を断ったという。

同事務所の林素生所長は「観覧船が出せず残念。一日も早く全面的に再開させたい」と話している。同県関市の「小瀬鵜飼」は12日に再開した。〔共同〕

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