2019年4月23日(火)

韓国、19年の最低賃金10.9%上げ 2年連続2桁増

2018/7/14 10:38
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の最低賃金委員会は14日、2019年の最低賃金を前年比10.9%増の8350ウォン(約830円)とすることを決めた。18年は16.4%と大幅に上昇し、中小企業や零細業者は19年の引き上げ凍結を求めてきた。上昇率は前年を下回ったとはいえ、2桁の伸びが続くことから、中小・零細企業の反発は必至だ。

最低賃金委員会は学識経験者と労使双方の委員で構成する。13日に始まった会議は最低賃金引き上げに反対する使用者側の委員が欠席するなかで開催され、14日未明に終了した。

「所得主導の成長」をめざす文在寅(ムン・ジェイン)政権は、20年に最低賃金を1万ウォンに引き上げる公約を掲げる。実現には19年も15%の賃上げが必要だが、最低賃金引き上げに反対する中小・零細業者に配慮し、引き上げのペースを多少緩めたとみられる。

最低賃金が16.4%上昇した今年は人件費負担に耐えきれない中小・零細業者による従業員の解雇が増えた。今回の決定に反発し、中小・零細事業者がストなどの抗議行動に出る可能性がある。

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