2019年5月22日(水)

辺野古のサンゴ移植許可 沖縄知事、反対派は抗議

2018/7/13 22:11
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沖縄県の翁長雄志知事は13日、米軍普天間基地(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の埋め立て予定海域で見つかった希少サンゴ9群体を別の場所に移植するため、国が申請していた特別採捕を許可した。移設反対派は「埋め立て工事の進展につながる」として県側に抗議した。

移設に反対する県側にとって、サンゴ移植の権限は国への対抗策の一つと位置付けられていたが、法的には不許可にできないと最終的に判断したとみられる。

採捕を許可したのは、環境省の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)に掲載されている絶滅危惧2類のオキナワハマサンゴ9群体。

このうち、防衛省沖縄防衛局が今年3月に再申請していた1群体は、埋め立て区域南側の護岸で取り囲まれた場所に生息している。このサンゴが別の場所に移植されれば、南側での埋め立てが加速する可能性が高い。

反対派の市民ら数人は県庁で約5時間にわたり担当職員に抗議。参加した元裁判官の仲宗根勇さんは「あらゆる手段で基地建設を阻止するという知事の姿勢と矛盾する」と批判した。〔共同〕

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