旭化成や住友化学、東大 AI使い新素材開発
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旭化成や住友化学など化学メーカー8社は、東京大学などと組み、公開されている特許や論文の情報を活用し、人工知能(AI)で新素材を開発する仕組みをつくる。新素材に求める物性を入力すると、最適な材料の組み合わせが示される仕組み。2019年度から運用し、埋もれていた開発候補の発見や、開発期間の短縮の効果が期待できる。
欧米では競合同士がビッグデータの活用などによる製品やサービスの基礎開発段階で協調し、全...
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