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三菱UFJモルガン、国債特別資格1カ月停止 相場操縦で

財務省は13日、日本国債の先物取引で相場操縦の不正があった三菱UFJモルガン・スタンレー証券に対し、国債入札に有利な条件で参加できる国債市場特別参加者(プライマリー・ディーラー)の資格を7月18日から1カ月間停止すると発表した。

証券取引等監視委員会は6月末に、同社の不正行為に対して2億1837万円の課徴金納付を命じるよう金融庁に勧告していた。同社のディーラー1人が、実際には成約させる意思がないにもかかわらず大量の売りと買いの注文を出す「見せ玉」と呼ぶ手口で不正に価格を操作していたとされる。

国債市場特別参加者は国債の安定消化のために中心的な役割を担う金融機関で、財務省が指定する。発行額に対して一定の比率の応札義務を負う一方で、特別参加者による会合に出席して情報交換できたり、有利な条件で国債購入できたりするメリットがある。

この資格がなくても国債の入札には参加できる。ただ三菱UFJグループでは2016年6月に当時の三菱東京UFJ銀行が資格を返上しており、同グループとしては国債取引を三菱UFJモルガン・スタンレー証券に頼るところが大きかった。

今回の資格停止で「国債入札に影響が出るかもしれない」との声もある。一方で野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は今回の措置が出る前から落札額を最低限の金額まで減らしていたと指摘。「もうすでに影響は出ているといえ、追加的なマーケットへの影響は限定的だ」と話す。

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