紙巻きたばこ、6月販売12%減
日本たばこ協会(東京・港)は13日、6月の紙巻きたばこの販売本数が前年同月比12.6%減の113億本だったと発表した。同月から日本たばこ産業(JT)が加熱式たばこを全国発売するなど、紙巻きを取り巻く環境は厳しさを増している。販売額は12.1%減の2480億円だった。
10月にはたばこ増税もひかえる。すでに米フィリップ・モリス・インターナショナルの日本法人は主力商品の値上げを財務省へ申請。他社も同様に申請に踏み切るとみられ、紙巻き離れはさらに加速する可能性が高い。
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