2018年7月23日(月)

米財務長官、対中貿易協議の再開「構造改革が条件」

トランプ政権
米中衝突
北米
2018/7/13 7:19
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 【ワシントン=鳳山太成】ムニューシン米財務長官は12日、貿易で対立する中国について「中国が真剣に構造改革を進めるなら、いつでも話し合う用意がある」と述べた。中国とは貿易不均衡の是正策でいったん合意したが結局、関税をかけ合う事態に発展した。中国にとってよりハードルの高い構造改革の実行が、貿易協議再開の条件になるとの見方を示した。

 対中貿易協議を主導してきたムニューシン氏が議会下院の公聴会で述べた。米政権はハイテク産業への補助金や知的財産侵害など市場競争をゆがめる政策をやめるよう中国に求めてきた。こうした構造問題では中国も譲る構えをみせておらず、米中が話し合いで解決できるかは不透明だ。

 米中は5月中旬に開いた貿易協議で、中国が米国の農産品やエネルギーの輸入を増やすことで合意。ムニューシン氏は制裁関税の発動を棚上げすると表明したものの、トランプ大統領は協議結果に満足せず最終的に関税を発動した。

 トランプ米政権は10日、追加関税をかける2千億ドル分の品目リストを公表した。実際に発動すれば対立の激化は避けられないため、緊張の緩和に向けた両政府の協議を求める声が米議会や産業界で高まっている。

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