2018年7月16日(月)

ドローン物流、送電線が空の道 東電など

サービス・食品
2018/7/12 21:39
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 東京電力ホールディングスは12日、ゼンリン楽天と送電線を活用したドローンでの物流事業を検討すると発表した。東電の送配電設備に上空の気象状況を観測する装置を置き、送電線の周辺に安全なドローンの飛行ルートの「空の道」を確保する。3社は6月に送電線を活用したドローンでの配送サービスの実験に世界で初めて成功した。今後も安全性を向上させる実証実験を行い、2020年度以降の事業開始をめざす。

 ゼンリンが東電の鉄塔や送電線などの送配電設備を3次元で地図化し、安全な飛行ルートを導き出す。東電は自社で持つ送配電設備に気象観測機器を設置する。風向きや風速を計測することで、飛行を継続するか緊急停止するかを判断できる。

 6月に埼玉県で行った実証実験では、東電などが提供する飛行ルートで楽天のドローンを使う配送サービスを実施。片道3キロメートルを自律飛行し、弁当の配送に成功した。

 今後は3社共同で技術や安全性を検証する実証実験を行い、配送サービスの実用化をめざす。東電とゼンリンは18年中に関東で複数のエリアで実証ができる飛行ルートを整備し、スタートアップなどの他企業に場所を提供することも検討する。

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