2018年7月18日(水)

女性遺族に見舞金支払い 元米軍属殺人で両政府

九州・沖縄
社会
2018/7/12 20:47
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 沖縄県うるま市で2016年、女性会社員(当時20)が暴行、殺害された事件で、日米両政府は12日までに、殺人罪などで一審で無期懲役判決を言い渡された元米軍属、シンザト・ケネフ・フランクリン被告(34)=控訴中=に代わり、沖縄防衛局を通じて遺族に見舞金を支払った。遺族の代理人弁護士が明らかにした。

 防衛省によると、米側は見舞金について「自発的かつ人道的な支払い」と位置づけ、例外的な対応としている。今回の事件は日米地位協定上、支払い対象に当たらないとの認識という。

 弁護士によると、支払いは11日付。金額や分担割合は非公表だが、ほぼ請求通りだった。那覇地裁が1月、刑事裁判の中で賠償額を決められる制度に基づき、被告に支払いを命じたが、支払い能力がなかったため、遺族側は3月、日米地位協定に基づき米政府に補償を請求した。

 一審那覇地裁の裁判員裁判判決によると、シンザト被告は16年4月28日夜、うるま市の路上で女性会社員を乱暴目的で襲い、頭を棒で殴り、ナイフで首付近を刺すなどして殺害した。今月24日に、福岡高裁那覇支部で控訴審初公判が開かれる予定。〔共同〕

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