2018年7月23日(月)

カタルーニャ前州首相、スペインに引き渡し 独裁判所
公金横領の疑い

ヨーロッパ
2018/7/12 20:30
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 【パリ=白石透冴】ドイツの裁判所は12日、独に滞在しているスペイン北東部カタルーニャ州のプチデモン前州首相を公金横領の疑いでスペインに引き渡すことを認めた。同州独立運動の心理的な指導者だっただけに、実現すれば運動に影響を与える可能性がある。

 仏AFP通信によると、独検察が近く最終的に引き渡しを実施するかどうかを決める。プチデモン氏側が不服を申し立てる可能性もある。

 プチデモン氏は2017年に起きた一連の独立運動時の州首相。17年10月にベルギーに事実上亡命し、その後ドイツに移動していた。スペイン当局は反乱や公金横領の疑いで身柄を引き渡すよう求めたが、これまで独裁判所は反乱容疑に基づいた移送は認めていなかった。

 カタルーニャ州の自治権停止措置は6月で解除されているが、トラ現州首相は今も独立運動を続けると語っている。プチデモン氏の引き渡しが決まれば反発を強めそうだ。

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