2018年11月16日(金)

40億光年先のブラックホールから飛来、ニュートリノを観測

科学&新技術
2018/7/13 0:00
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千葉大学や広島大学などの国際研究チームは、南極の観測施設「アイスキューブ」でとらえた素粒子ニュートリノが地球から40億光年離れた巨大なブラックホールから来たことを突き止めた。世界の天文台などと連携して特定した。銀河系の外から来る宇宙線と呼ばれる放射線の発生源のひとつとみている。

南極点にあるニュートリノ観測施設「アイスキューブ」=IceCube Collaboration提供

太陽や地球の内部で生じたニュートリノは様々な施設で観測されている。銀河系の外から飛んできたニュートリノの発生源をとらえたのは、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊・東京大学特別栄誉教授ら以来2例目という。

アイスキューブは南極点の氷床の奥深くにつくった施設。2017年9月、非常に強いエネルギーを持つニュートリノをとらえ、世界の施設に観測を呼びかけた。広島大が発生源とみられるブラックホールを最初に特定した。

世界の観測によって、ブラックホールは非常に活発で、強いガンマ線を出していることもわかった。ブラックホールは膨大な量の陽子などを噴き出しており、周辺のガスにぶつかって高エネルギーのニュートリノができたとみている。

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