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業績ニュース

ファストリ、9~5月期3年ぶりに最高益

サービス・食品
小売り・外食
2018/7/12 19:14
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 「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングの業績が好調だ。12日発表した2017年9月~18年5月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比23%増の1483億円だった。同期間では3年ぶりに最高益を更新。中国を中心に夏物衣料が好調で、主力のユニクロ事業では海外売上高(7160億円)が国内(7044億円)を上回った。

 「アジアの成長を一番享受できるのは我々だ。アジアが成長すれば、グローバルトップが見えてくる」。12日に開いた決算会見で、同社の岡崎健最高財務責任者(CFO)は胸を張った。

 売上高にあたる売上収益は15%増の1兆7041億円、営業利益は32%増の2388億円だった。Tシャツブランド「UT」といった春夏物衣料が伸びた。

 利益面でも海外の伸びは目立つ。海外ユニクロ事業の営業利益は65%増の1124億円だった。全体の利益に占める比率は46%と国内(50%)に迫っており、今後は逆転する可能性もある。

 国内事業の採算も上向いている。ユニクロ事業では値引き販売や販管費の抑制で採算が改善し、売上高営業利益率は3ポイント上昇の17%だった。既存店売上高は8%増加した。ネット通販の3~5月の売上高も33%増の164億円。売上高に占める比率は8%になり、収益を押し上げている。

 18年8月期通期の業績予想は据え置いた。売上収益は13%増の2兆1100億円、純利益は9%増の1300億円を見込む。達成すれば、2期連続の最高益となる。

 一方、今後の懸念材料は成長のけん引役である中国市場だ。米中の貿易摩擦の影響について、岡崎CFOは「生活必需品を扱っているので景況感の影響は大きくない」と話す。ただ、中国は最大の消費市場であると同時に、工場が集積する最大の生産地でもある。貿易摩擦が業績の波乱要因になる可能性もある。

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