2018年9月23日(日)

「行方不明者」確定に時間、岡山県 浸水で確認難航

西日本豪雨
2018/7/12 17:33 (2018/7/12 23:13更新)
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 深刻な浸水被害で、自治体による行方不明者数の確定にも時間がかかった。岡山県は豪雨発生から数日が経過した11日、行方不明者の公表数を大幅に増やした。災害現場で行方不明者数や人定を素早く把握して公表することは捜索活動に重要だ。情報が錯綜(さくそう)するなか、行方不明者を確定し公表する難しさが浮き彫りになった。

 同県は11日午前、県内の行方不明者をそれまで発表していた5人から32人とした。増えた27人の大半は浸水被害が深刻だった倉敷市真備町地区の住民で、警察や消防には「連絡が取れない」との情報が寄せられていたが、家屋が浸水したため戸別訪問による所在確認ができないとして公表を差し控えていた。

 11日までに県内の水がほぼ引き、捜索活動で各人の自宅を訪れて不在を確認、行方不明者として計上したという。実名公表については「警察や消防、家族からの情報を整理できたので公表した。捜索に役立てばと開示を決めた」(同県担当者)と話す。

 11日午後には一時、行方不明者が43人になると発表。報道や県のホームページを見た本人や知人らから「避難所にいる」などの連絡を受けて生存を確認し、12日午後8時時点では行方不明者を計25人としている。

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