2018年7月19日(木)

夜間に不必要な薬剤持つ姿 看護師、防犯カメラ映像

社会
2018/7/12 17:05 (2018/7/12 19:18更新)
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 横浜市の点滴連続中毒死事件で、殺人容疑で逮捕された看護師、久保木愛弓容疑者(31)が事件発覚直後の夜間、患者に使用しない不必要な薬剤を病院内で持ち歩く様子が、防犯カメラに映っていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。久保木容疑者の不審な動きが、神奈川県警が関与を調べるきっかけになったという。

 捜査関係者によると、旧大口病院(現横浜はじめ病院)の4階に防犯カメラはなかったが、2016年9月20日に死亡した八巻信雄さん(当時88)に不審な点があるとの通報を受け、県警が設置した。

 その後間もなく、夜勤に入っていた久保木容疑者が当日の入院患者に投与する予定のない糖尿病治療薬を持って院内を歩く不審な姿が映っていた。

 県警の捜査で、16年9月18日に死亡した西川惣蔵さん(当時88)の病室に久保木容疑者が1人で入り、出た直後に容体が急変したとの同僚の目撃証言が得られ、久保木容疑者の看護服のポケットから界面活性剤の成分を検出した。

 県警は、今年6月末の任意の事情聴取で久保木容疑者が点滴に消毒液を混入させ殺害したとの内容を大筋で認めたため、今月7日に西川さん殺害の容疑で逮捕した。

 県警は12日午後、久保木容疑者の自宅の家宅捜索を終え、押収物が入ったとみられる段ボールを運び出した。〔共同〕

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