2018年9月21日(金)

18年のユーロ圏成長見通し、2.1%へ引き下げ 欧州委
米との貿易摩擦響く

ヨーロッパ
2018/7/12 18:00
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 【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)の欧州委員会は12日、2019年までの経済見通しを公表した。ユーロ圏の18年の実質域内総生産(GDP)の成長率を2.1%とし、前回見通し(5月時点)から0.2ポイント引き下げた。貿易の緊張の高まりや原油価格の上昇を下方修正の要因に挙げた。

 18年の消費者物価指数の上昇率の見通しは原油価格の上昇を理由に、前年比1.7%と同0.2ポイント引き上げた。欧州委は見通し作成にあたって「通商を巡る緊張がさらに悪化しないことを前提にした」と説明。先行きには、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限を打ち出した米国との通商対立の激化など「大きな下方リスクがある」と懸念を示した。

 EUで経済見通しを担当するモスコビシ欧州委員は「貿易戦争に勝者はいない。死傷者を生むだけだ」と強調した。見通しは19年3月の英離脱の影響を考慮せず、英国との貿易関係などは現状維持を想定して算出した。

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