台湾が西日本豪雨の義援金2千万円贈呈
台湾の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)は12日、西日本を襲った記録的豪雨の被災地への義援金2千万円を日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会に贈呈した。同日都内で開いた贈呈式で、代表処の謝長廷代表は「1日も早く支援したいと思っていた。復興に役立ててほしい」と述べた。義援金は日本赤十字社を通じ被災地に送られる予定だ。

今回の豪雨の被害に対し台湾の蔡英文総統は7日、ツイッターに日本語で「日本が必要とするあらゆる支援を行う用意がある」と投稿。安倍晋三首相は10日、台湾で使われる中国語の繁体字で感謝を示しつつ「暴雨や地震などの自然災害は我々が共に直面する課題。今後も協力し共に乗り越えたい」と返信していた。
安倍首相と蔡総統は6月の大阪北部地震や2月の台湾東部の地震の際にもツイッターで励ましのメッセージを送り合うなど、自然災害時に連帯を示す関係を続けている。