ラック、日本特化の脅威情報サービス サイバー攻撃に対抗

2018/7/12 15:04
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ラックは12日、サイバー攻撃の攻撃元などの脅威情報を日次で配信するサービス「ジェイリスト」を8月1日に開始すると発表した。ファイアウオールなどのセキュリティー製品に取り込むことで、サイバー攻撃を遮断できる。同社の監視サービスを利用する顧客に提供するほか、販売代理店による製品とのセット販売を見込む。

ラックの脅威情報サービス「ジェイリスト」の会見

ジェイリストは、犯罪者がサイバー攻撃に使用するウェブサイトのURLなどの情報を、各種セキュリティー製品に取り込めるデータ形式にしたもの。セキュリティー製品に取り込むことで、危険なサイトに接続させるなどのサイバー攻撃を遮断できる。情報を日次で配信して、「顧客企業が迅速に対策を打てるようにする」(長谷川真也セキュリティソリューションビジネス部グループリーダー)。

同様の脅威情報はセキュリティー製品の開発元のIT(情報技術)企業も定期的に配信している。ただ日本に特化した情報はなく、日本を標的にした攻撃への対応は不十分になりやすいという課題がある。

ジェイリストは日本で発生する恐れが強いサイバー攻撃の情報をラックが収集・分析して提供することで、課題を解消する。同社が国内約900社に提供するセキュリティー監視サービスで収集したサイバー攻撃やウイルスの解析、将来的に脅威となりうるインターネットの情報をもとに脅威情報を作成する。

まず「次世代ファイアウオール」と呼ばれる製品の大手である米パロアルトネットワークの製品向けに提供を始める。その後、米マカフィー、米スプランク、米アカマイ・テクノロジーズのセキュリティー製品にも対応する予定。

利用料金は製品1台当たり年額で税別40万円から。ラックの監視サービスの利用企業には割安な料金を提示する。3年後に年間で3億円の売り上げを目指す。

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