AIで倉庫のコスト1割削減 GROUNDが実証実験

2018/7/12 13:30
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物流技術のスタートアップのGROUND(グラウンド、東京・江東)は12日、工具商社のトラスコ中山と在庫や人員の最適な配置を計算するソフトウエアの実証実験を始めると発表した。AI(人工知能)を活用し、倉庫内にかかるコストを1割程度削減できる。物流業界では人手不足が大きな課題になっており、グラウンドは早期の実用化を目指す。

今回開発する、AIを使った物流ソフト「DyAS(ディアス)」は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトに採択された。実験は今月から2019年2月まで実施する。

ディアスは商品の入荷情報や在庫量、施設で働くスタッフのスケジュールなどのあらゆる情報を取得してAIが分析。在庫量の調整や効率の良いスタッフの配置などを提示する。これまでの物流施設では商品や働く人の情報がばらばらで、在庫量の管理や置き場所の選定などを熟練者の勘に頼ることが多かった。

グラウンドはディアスを国内だけではなく、インターネット通販の利用の増える海外市場で販売することも予定している。今後、ディアスとロボットを連携し、物流施設の一層の効率化にも取り組む。

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