2018年11月16日(金)

米、ドイツのロシア産ガス輸入計画で制裁も

2018/7/12 11:44
保存
共有
印刷
その他

【ブリュッセル=中村亮】トランプ米政権は11日、ドイツがロシアから大量の天然ガスを輸入する計画に関わる企業が経済制裁の対象になりうるとの考えを示した。欧州企業がすでに大型投資を実施しており、米国が実際に制裁を発動すれば米欧摩擦がさらに激しくなるのは必至だ。

ロイター通信が11日、米国務省高官の話として伝えた。高官は「ロシアのエネルギー輸出に向けたパイプライン計画に関わる企業は制裁リスクを伴うビジネスに従事している」と述べた。ドイツはバルト海の海底にパイプラインを建設してロシアから天然ガスを輸入する「ノルドストリーム2」計画を推進している。

この高官は同計画を通じて「ウクライナなどの欧州諸国に対する威圧の手段をロシアに与えて欧州全体のエネルギー安全保障や安定を徐々に弱体化させる」と指摘した。

トランプ政権は2017年8月に成立した対ロ制裁強化法でロシアのエネルギーパイプライン計画に関わる投資をする企業が制裁対象になりうると定めた。ただ現在まではドイツなどの同盟国に配慮して発動が見送られてきた。政権内や米議会の対ロ強硬派の間では制裁発動を求める声が根強い。

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報