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印IT最大手TCS、北米事業の伸び率回復

18年4~6月期、純利益17%増の1200億円

【ムンバイ=早川麗】インドIT(情報技術)サービス最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)が10日発表した2018年4~6月期連結決算は、純利益が10億8200万ドル(約1200億円)と前年同期に比べ17%増えた。新規契約の獲得で主力の北米市場の伸び率が回復したほか、欧州でも2ケタ増収を達成した。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連など先端分野での受注も着実に積み上げた。

売上高は50億5100万ドルと10%増えた。2ケタ増収となるのは18年1~3月期に続いて2四半期連続。地域別には全体の半分を占める北米事業が7%増、英国とその他の欧州がそれぞれ19%近く増えた。顧客の産業別にはエネルギー関連や小売業・消費財が大きく伸び、主力の金融機関も回復傾向にある。IoTやクラウドサービスといった先端分野やサイバーセキュリティーなどで順調に受注を獲得した。営業利益は18%増の12億6400万ドルだった。

TCSのラジェシュ・ゴピナサン社長兼最高経営責任者(CEO)は顧客がデジタル化への変革を加速していると指摘し、「(この分野の)我々の知識と能力、研究開発や技術革新への投資が受注につながっている」と述べた。

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