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MTG社長「ブランドつくり続ける仕組みが整った」

2018/7/10 19:45
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 美容ローラー「リファ」やトレーニング機器「シックスパッド」などの有力ブランドを展開するMTGが10日、東証マザーズに上場した。初値は公開価格(5800円)を上回る7050円。終値(7350円)ベースの時価総額は2840億円と、マザーズではメルカリ(6164億円)に次ぐ2位になった。同日に記者会見した松下剛社長は「ひとつに依存することなく、ブランドをつくり続ける仕組みが整った」ことを上場に踏み切った理由に挙げた。記者会見での主なやりとりは以下の通り。

会見するMTGの松下剛社長(東京・中央)

会見するMTGの松下剛社長(東京・中央)

 ――このタイミングで上場した狙いは。

 「上場する前に、リスクの高い海外事業、特に中国での成長にメドをつけたいと考えていた。(高級化粧品の『MDNA SKIN』での)マドンナとの共同開発や(シックスパッドで、サッカーポルトガル代表の)ロナルドとの共同開発の見通しも立てたかった。中国では累積損失も解消し、(利益率で)10%以上の利益率が出る体質ができた。アメリカでも事業をスタートすることができた。ひとつのブランドに依存せず、ブランドをつくり続けけられる仕組みが必要だと思っていたが、そういうメドもたっている。これが、上場を決断した理由につながっている」

 ――リファ、シックスパッドと、相次ぎ人気ブランドを生み出した秘訣は。

 「大ヒットする製品をつくる前に、開発の段階から投資回収できる製品かどうかを意識している。日本企業は製品は優れているが、ブランディングやマーケティングで負ける商品も少なくない。当社は製品開発とブランディングやマーケティングを同時に進める仕組みをとっている。販売チャネルに乗せる前に、ヒットの確率を上げる努力をしてきたことが大きい」

 ――海外展開をどう加速させますか。

 「海外事業でまず立ち上がったのは韓国。美容への意識が高く、化粧品以外の(美容ローラーなどの)機器に高いニーズがあった。日本や韓国で人気に火の付いたものが、訪日客を通して中国での認知度向上につながりつつある。(提携する)アリババ集団との関係を生かしてEコマース分野を強化する一方、ブランドショップや免税店を大きなチャネルとして成長させたい」

 「米国と欧州ではMDNA SKINやシックスパッドの展開を進める。今後、3~5年はアジアを中心に海外事業を成長させる。その後はアメリカ、欧州も強化し、アジアと同じような収益の伸び率にしたい」

 ――新ブランドなど新事業の育成についての考え方は。

 「(電気刺激で体を鍛えるスポーツジム)『シックスパッドステーション』の1号店を東京・代官山に7月下旬に本格オープンさせる。15分で全身を効率的に鍛えられるのがコンセプトで、日本を皮切りに中国や韓国、香港などでも展開していく。すでにパートナーが決まっている。将来的には国内で500店舗、海外で4500店舗に増やす構想がある」

 ――目標とする企業は。

 「規模では大きな差があるが、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)。複数のブランドを効率的に回すブランディングを参考にしている」

(押切智義)

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