王国に低金利の波 主要6信金で減益(ナゴヤ金融の今)
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中部の主要10信用金庫(預金量8000億円以上)の2018年3月期決算は、6信金で本業のもうけを示す実質業務純益が前の期に比べ減少した。貸出金利の低下による利息収入の減少が主な要因だ。預金シェアなどの高さから「信金王国」とも呼ばれる中部でも、低金利による信金の苦戦が鮮明になった。
実質業務純益が減少したのは岐阜(岐阜市)と碧海(愛知県安城市)、豊田(同豊田市)、西尾(同西尾市)、東濃(岐阜県多治見...
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