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シニアツアー活況 伊沢が参戦、谷口も初出場
編集委員 吉良幸雄

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2018/7/12 6:30
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 男子シニアツアーで、レギュラーツアーで賞金王に輝いた“大型新人”たちがデビューし始めた。今週7月12日開幕の日本シニアオープン選手権(北海道ニドムCニスパ)には、2002、07年賞金王の谷口徹がシニア初登場する。

 1968年生まれの谷口は、2月に50歳の誕生日を迎えた。シニアツアーを統括する日本プロゴルフ協会(PGA)にシニア登録すれば、4月の開幕戦、金秀シニア(沖縄)から出場できたが登録を見送っていた。

谷口(左)は日本プロ選手権を50歳で制した=共同

谷口(左)は日本プロ選手権を50歳で制した=共同

 谷口には「レギュラーツアーで戦える限りは……」というこだわりがある。実力はなお健在。5月の日本プロ選手権(千葉・房総CC房総)では雨の中、藤本佳則をプレーオフで破り、3度目の大会制覇を史上最年長国内メジャーVで飾った。日本ゴルフ協会(JGA)が主催する日本シニアオープンにも当初は出場する予定はなかったが、前週のセガサミー杯(予選落ち)に続く北海道開催で、次週の全英オープン(カーヌスティ)出場がかなわなかったため、参加することにしたという。

実績あれど50歳はあくまで新人

 シニアツアーは“年功序列”的で、年齢が幅をきかせる。いくらそれまでの実績があっても50歳はあくまで新人だ。プロアマ大会に1組に1人ずつ、シニアメンバーが参加した日本プロの前夜祭で、「シニア選手は壇上に上ってください」とアナウンスがあると、谷口は「『おまえ、上れよ』と先輩から集中砲火を浴びた」と苦笑する。

 シニアツアーには同学年で顔なじみの山添昌良が昨秋から参戦し、金秀シニア、すまいーだカップ(6月、栃木)とすでに2勝をマーク。ツアーでの生涯獲得賞金は2461万円なのに、今季はシニアで1578万円を稼ぎ、賞金ランク2位。「昔から知っているけれど、あいつが勝つとは」と谷口は“対抗意識”を燃やす。

 01、03年賞金王で68年3月生まれの伊沢利光も第4戦のすまいーだ杯(26位)でデビューしたばかりだ。第5戦のスターツシニアは脇腹痛のため欠場した。今季はレギュラーツアー1試合、下部のAbemaTVツアー4試合にも出場。思うような成績を残せていないが、日本シニアオープンでは、谷口とともに日本オープン、シニアオープンとダブルタイトル獲得を目指す。

 ツアーでは長く名前を見ることがなかった「オールドネーム」もシニアでは顔を見せている。弱冠20歳でツアーデビューした西川哲だ。日経カップ中村寅吉メモリアルでツアー3勝目を挙げた95年を最後に賞金シード陥落。12年からはまったくツアーに出ていなかった。その間、競馬関連会社の社長を務めるなど「月イチゴルファー」になっていたが、シニア入りを機に競技生活に戻ってきた。以前に頸椎(けいつい)ヘルニアを患ったこともあり、まずは練習ができる体づくりを、と「1年前から体幹を鍛えるなどトレーニングして準備をしてきた。腰や膝などのケガは嫌だし、6、7キロ体重も絞った」という。50歳になって2週間後、富邦仰徳シニア盃(台湾)でデビューした。

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12年からツアーに出ていなかった西川哲は今季からシニアツアーに参戦している

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