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山陽線寸断、芸備線運休 呉、フェリーに長蛇の列

呉から広島市に向かうフェリーの乗客は、通常の10倍に達した(呉港)

西日本豪雨は中国地方の交通インフラやライフラインにも大きな影響を及ぼした。JR西日本の在来線各線や高速バスなどが多くの区間で運休し、停電も続いている。

広島港(広島市)と松山港(松山市)を結ぶフェリーは終日、多くの乗客が利用、行列もできた。経由地の広島県呉市がJR呉線の運休と主要道路の不通により、広島市方面からの陸路によるアクセスが難しくなったためだ。広島港関係者によると、9日の同区間のフェリーは呉市と広島市の間の乗客が大多数で、人数は通常の約10倍に達した。この影響で午前中から広島港からの出港に30分~1時間の遅れが発生した。

JR西日本は山陽本線の一部区間、芸備線、福塩線、呉線の全線などで終日運転を取りやめた。不通区間を代替するため、広島―三原間の山陽本線の定期券を持つ乗客も同区間の新幹線を乗車可能にする特例措置を始めた。在来線の西条駅と新幹線の東広島駅を往復する代替バスが出る。

10日も山陽本線の大門(広島県)―海田市(同)間、岩国―徳山間などが引き続き運休。岡山と山陰方面を結ぶ特急「やくも」「サインライズ出雲」の運転も取りやめる。同社では「両列車の運転再開には相当時間を要する見込み」としている。

両備バスは岡山―広島間の高速バスを13日まで運休することを決めた。

停電も広範囲で続く。中国電力によると、9日午後4時現在、中国5県で約5300戸が停電中だ。これまで延べ約18万9000戸に停電が発生した。

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