2018年12月17日(月)

日産「他社の事例受け確認し発覚」 一問一答

2018/7/9 18:37
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日産自動車の山内康裕チーフ・コンペティティブ・オフィサーは9日、横浜市で開いた記者会見で、排ガスデータの改ざんを把握するに至った背景として、SUBARU(スバル)で類似の事例が先に見つかったことがきっかけにあったと説明した。山内氏の主な発言は以下の通り。

――2017年11月、無資格検査の調査報告書を発表した。その際に今回の問題は見つからなかったのか。

「無資格検査の問題は資格を持たない従業員が完成車検査をやっていたことだった。対策として完成検査員でない従業員は検査に従事できないようにした。今回の問題は、もう一度、すべての活動について徹底的に確認する中で発覚した。他社の事例もあり、フォーカスして確認したら問題を把握するに至った」

――なぜこの場に西川広人社長がいないのか。

「昨年からの問題の対策と実行の責任は私(山内)にある。この問題は私が中心になって対策を実施してきた。まず私が説明の任に当たるべきだと考えた」

――同様の問題が起きたスバルでは社長が辞任した。経営陣の責任をどう考える。

「まずなすべきことは、なぜこういうことが起きたのか、原因を徹底して究明することだ。二度と起こらない仕組みをつくることが、私どもの責任だと考えている」

――スバルの燃費不正が発覚した後にも続けていたことになる。

「社内でヒアリングを進めているなかで、社員の声として、他社の例をみて不安になったとストレートに言っているケースもあった」

――調査が終わる時期はいつごろか。

「既に一部のヒアリングに着手しており、最低1カ月間ははかかると考えている」

――排ガスや燃費に関わるデータは自動車にとって非常に大事なところ。なぜ不正があったと認識しているか。

「推定になるが、日産社内の基準値はかなり高めに設定している。書き換えは法律に抵触しないと検査員が思ったのではないか。再検査によって走行距離が増えた車を顧客に出すことに抵抗があったのではないか」

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