太陽光パネル、国内勢苦境 三菱電機が部材撤退
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太陽光パネルの国内メーカーが苦戦している。国内市場が縮小に転じる中、海外勢が低価格で攻勢をかける。三菱電機は中核部材の生産から今春、撤退した。京セラは2017年に国内シェア首位から転落し、工場の生産集約を急ぐ。国内勢は付加価値の高い省エネシステムに活路を見いだすなど、事業の見直しが急務になっている。
三菱電機は中津川製作所の飯田工場(長野県飯田市)で手がけていたパネルの中核部材であるセルの生産を18年3月で終了...
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