2018年9月22日(土)

インフラに大きな被害 鉄道道路が寸断、停電断水も

西日本豪雨
2018/7/8 19:39
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 西日本を中心に大きな被害をもたらした大雨の影響で、各地では鉄道や道路が寸断され、広範囲の交通インフラに被害が出ている。広島県内の高速道路の一部区間では通行止めが続く。断水や停電なども起き、住民の生活に大きな影響を及ぼしている。

大雨の影響で冠水した道路(8日午後、岡山県倉敷市)

冠水した広島県呉市のJR安浦駅(7日午前、共同通信社ヘリから)=共同

広島県坂町で大雨により流入した土砂に埋まった車両(8日午後)=目良友樹撮影

【鉄道】

 国土交通省によると8日午後2時現在、JR西日本など17の鉄道事業者が管理する56路線で、橋の流失や線路への土砂流入、冠水などが起き、運行を休止している。

 JR西の芸備線の狩留家―白木山駅間(広島市)では橋が流され、土砂が流入。JR四国の予讃線の本山―観音寺駅間(香川県)では橋脚が傾き、JR九州の筑肥線の鹿家―浜崎駅間(佐賀県)では土砂が流入し線路が変形した。一方、山陽新幹線や九州新幹線では一部の列車に遅れが出ているものの、運行を再開している。

【道路】

 国土交通省によると、8日午後2時半現在、土砂流入などのため、山陽自動車道の福山西―広島IC間、中国自動車道の新見―北房IC間など11路線12区間が通行止めになった。国道でも広島県内の国道2号が路面の冠水するなど、計66線137区間が通行止めとなっている。

【電力】

 経済産業省によると8日午後2時現在、12府県で計2万6千戸が停電している。原因は変電所の停止のほか、倒木、土砂崩れによる高圧線断線など。広島県で約1万5900戸、愛媛県で約9100戸で停電が続く。

【水道】

 厚生労働省によると、8日午後1時現在、11府県で計26万7579戸が断水している。最も多いのは広島県の計21万6971戸。愛媛県や岡山県でも2万戸以上で断水が続く。厚労省水道課は「復旧のメドは立っていない」としている。

【通信】

 NTT西日本によると、通信ケーブルの断線や通信施設の水没などのため、電話やインターネットが利用できない地域が発生。8日午後6時現在、広島や岡山、愛媛の3県で電話約1万5200回線、インターネット約7700回線がつながらない状態で「復旧はメドは立ってない」(広報室)という。

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