2019年3月20日(水)

ダイハツの4工場、9日も稼働休止 マツダも

2018/7/8 15:18 (2018/7/8 21:36更新)
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西日本での豪雨により、国内の自動車工場の操業に影響が広がっている。ダイハツ工業は8日、本社工場(大阪府池田市)など関西と九州にある車両を生産する4工場について、9日の朝から夕方までの稼働を休止すると発表した。完成車各社は部品の供給網の点検を急いでいる。

ダイハツが稼働を取りやめるのは本社工場、京都工場(京都府大山崎町)、滋賀第二工場(滋賀県竜王町)、大分工場(大分県中津市)の4工場。自社の工場の設備に被害は出ていないが、取引先が大雨の影響を受けており、部品供給が滞るとみている。

7日には本社工場と京都工場で日中の稼働を休止していた。8日は4工場とも操業を予定していなかった。9日夜勤以降の稼働再開は同日に改めて判断する。

マツダは8日、9~10日に本社工場(広島県府中町)と防府工場(山口県防府市)で生産を休止することを決めた。広島本社では9日は生産部門だけでなく間接部門も含めて一斉休業とする。

自社の工場のほか、マツダが直接取引をする部品メーカーの生産拠点に大きな被害がないことを確認済み。物流網の混乱を考慮して操業を止める。

マツダは当初から8日は休日で工場の操業はしていない。7日は休日稼働の予定だったが大雨のため操業を見送っていた。

三菱自動車も主力の水島工場(岡山県倉敷市)の操業を7日に停止。8日は当初から休みで、9日は操業する。地元の有力サプライヤー、ヒルタ工業(岡山県笠岡市)などで深刻な被害が出ており、部品供給網への影響の調査を急いでいる。トヨタ自動車の国内工場では大きな被害が確認されておらず、9日は通常通り稼働する予定だ。

西日本には自動車だけでなく、電機や素材の基幹工場が各地に立地している。東芝メモリの四日市工場(三重県四日市市)などの半導体工場や鉄鋼大手の高炉で大きな被害は報告されていない。

造船大手のジャパンマリンユナイテッドの舞鶴事業所(京都府舞鶴市)では事務所に土砂が流入し、撤去作業に追われた。三菱重工業は交通システム機器や紙工機械などを手掛ける三原製作所(広島県三原市)で断水が続いている。

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