2019年2月23日(土)

大雨、高知で農業打撃 四国各地に影響、警戒続く

2018/7/6 20:08
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全国的な大雨に見舞われた6日、四国でも影響が出ている。雨の激しい高知県を中心に、工場の浸水や農業被害が報告され、さらに拡大しそう。JR四国は本州とつなぐ瀬戸大橋線の全列車が終日運休するなど交通機関も乱れた。雨は8日まで続くと予想されており、引き続き警戒が必要だ。

大雨に見舞われ、足早に目的地に向かう観光客ら(6日、高松市)

高知県では県東部を中心に降り始めからの雨量が一部で1400ミリを超えた。6日午後3時までの県のまとめによると、安芸市でユズジュースなどをつくる企業の加工場が浸水した。機械に影響はないが数日稼働できない状況だ。同市では製材工場2カ所で工場内浸水で床下に設置していたモーターが破損した。高知市の採石場では、一部で崩落が起きた。

農業分野では安芸市や芸西村で、特産のナスやピーマンのハウスや養液栽培システムが破損した。安芸川の堤防外圃場が打撃を受けたほか、香南市の施設メロンなども被害が出ている。5日までの県内の被害額は3474万円だったが、大幅に拡大するとみられる。

松山市の島しょ部、興居島で、農業用ビニールハウスのボイラーの配管が土砂崩れにより破断し、重油1000リットルが漏れ、一部は海に流出した。

6日夕方までに住宅や道路の被害も広範囲で確認されている。高松市の屋島地区では裏山が崩れて住宅が損壊し、ため池の決壊の恐れが出ている。愛媛県内子町では土砂崩れによる道路寸断などで70世帯以上が孤立。4県全体で住宅被害や配水管破断、冠水や路肩崩壊による道路の通行止めも多発した。

四国地方整備局は高知県内を中心に10人以上の情報連絡員を派遣。徳島県石井町や愛媛県大洲市などに排水ポンプ車を出した。

JR四国によると、6日午後から特急は全線で運休。7日も瀬戸大橋を通る列車は始発から運休し、予讃線の観光列車「伊予灘ものがたり」、土讃線の同「四国まんなか千年ものがたり」も運転を取りやめる。

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