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業績ニュース

吉野家HDが5年ぶり最終赤字 3~5月、米産牛肉が値上がり

2018/7/6 20:30
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吉野家ホールディングスが6日発表した2018年3~5月期の連結決算は、最終損益が3億8800万円の赤字(前年同期は4億1900万円の黒字)だった。第1四半期としての赤字は5年ぶりになる。主力の牛丼店「吉野家」の売り上げは好調だったが、米国産牛肉の価格が上昇したうえ、人件費などコストが膨らんだ。

売上高は前年同期比3%増の497億円だった。吉野家は来店客数が伸びて3~5月の既存店売上高はプラスだった。「はなまるうどん」と共用の割引券など季節限定キャンペーンが好評だった。豚丼の新商品や「鶏すき丼」の投入なども客数増加につながった。

はなまるうどんは新規出店による店舗数の増加で増収だった。すし店を展開する「京樽」も回転ずし業態の「海鮮三崎港」などの店舗が増えて売り上げが伸びた。

ただ、営業損益は1億7800万円の赤字(同7億4800万円の黒字)になった。牛丼店の主要食材である米国産牛肉「ショートプレート」や米の価格が高騰した。

中国やタイなどアジアの所得水準の向上に伴い、鍋や焼き料理などで使う牛肉の需要が高まっている。供給量は増えておらず、需給が逼迫して仕入れ価格が上昇した。人材の採用拡大や育成で人件費が膨らみ、物流コストも増えた。

5年前に営業赤字となった際は販売てこ入れのために牛丼の並盛りを280円と100円値下げしたが、想定ほど客数が伸びなかった。

19年2月期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比6%増の2110億円、純利益で前期比14%増の17億円を見込んでいる。3~5月期の業績は期初の想定を下回ったとみられるが、採用を増やしたことで人手不足は解消しつつあるという。

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