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バスケ男子日本代表、東京五輪へ一歩前進

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2018/7/8 6:30
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バスケットボール男子日本代表が44年ぶりとなる五輪出場に一歩前進した。2020年東京五輪の出場権につながる19年ワールドカップ(W杯)アジア1次予選で4連敗と追い込まれながら、新戦力2人の活躍でオーストラリアと台湾に2連勝。B組3位に滑り込み、2次予選へと駒を進めた。明るい展望が開けつつあるものの、2次予選突破や2年後の五輪での勝利に向けてはBリーグを通じた選手の底上げが欠かせない。

日本の2次予選進出に攻守で貢献したファジーカス(右)と八村(中)ら

日本の2次予選進出に攻守で貢献したファジーカス(右)と八村(中)ら

ファジーカスら期待通りの活躍

1次予選で4戦全敗だった日本(世界ランキング49位)は6月29日にホームで豪州(同10位)に79-78という劇的勝利をおさめると、勢いそのままに7月2日のアウェーでの台湾(同57位)戦を108-68と快勝。20年東京五輪の開催国枠獲得にはW杯出場が最低条件とされ、特に強豪の豪州を破って道をつないだ意味は大きい。

立役者は210センチのファジーカス・ニック(川崎)と203センチの八村塁(米ゴンザガ大)だ。代表デビューとなった豪州戦でそろってスタメン出場すると、互いに30分以上コートに立ち、ゴール下から3点シュートまで幅広く攻めて計49得点19リバウンドを記録。米プロバスケットボールNBAの選手もいる豪州に対し、能力の高さを存分に見せつけた。

ファジーカスは続く台湾戦でも1人で32得点11リバウンドと大暴れ。Bリーグで「最も対戦したくない選手」と恐れられる点取り屋はゴールから見て右45度の一角を主な仕事場とし、右手のワンハンドで次々とシュートを狙った。「負けたら敗退だから自分が活躍しないといけない」と第1クオーターだけで11得点8リバウンドと気を吐き、アウェーの大観衆を黙らせた。

弱点だったゴール下に安定感

ファジーカスはアウェーでの台湾戦で32得点、11リバウンドと圧巻のプレーを見せた

ファジーカスはアウェーでの台湾戦で32得点、11リバウンドと圧巻のプレーを見せた

得点力に加え、リバウンド争いで互角の勝負できるようになったことが、2人の加入で日本が手にしたもう一つの武器だろう。17年11月の豪州戦ではリバウンドが相手より27も少なく、24点差で完敗。今回の対戦でその差は6まで縮まり、7月の台湾戦では1次予選で初めて相手を上回るリバウンドを奪った。

「今まではリバウンドが難しく、1回のオフェンスを大事にしないといけない、セカンドチャンスもないと思うと悪循環になって、タフなミドルシュートを打っていた」。試合前にガードの篠山竜青(川崎)が語っていた従来の日本の消極的な姿はこの2戦、ほとんど見られなかった。台湾戦では約65%と高いフィールドゴール成功率を記録。インサイドに起点があるから余裕を持ってボールを回せ、外角の選手のスペースや自由度も増える。これまでとは対照的な好循環が生まれたのだろう。

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