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小米調達額、5200億円に下振れ 9日上場、人気高まらず

【香港=木原雄士】中国スマートフォン(スマホ)大手の小米(シャオミ)は6日、9日の香港取引所への株式上場により約5200億円を調達すると発表した。調達額は最大6700億円と見込んでいたが、足元の株安に加え、個人投資家の間で人気が高まらず2割ほど下振れした。「ユニコーン」と呼ばれる他の有力な未上場企業の評価に影響する可能性がある。

小米の調達額は想定の下限に(香港で記者会見する雷軍CEO(中)、6月)

小米は公開価格を1株17香港ドル(約240円)に決めた。6月23日に発表した仮条件の下限で、調達額は当初めざした1兆円から半減する。米中貿易摩擦などで相場環境が悪化。個人投資家が購入できる枠に対する応募倍率は9.5倍にとどまった。香港では新興企業の新規株式公開(IPO)の応募倍率が数百倍に達することもあった。

小米が想定した公開価格は米アップルなどと比べて割高との指摘が出ていた。2017年に中国スマホ市場が前年割れに転じ、スマホだけでは成長に限りがあるためだ。小米はあらゆるモノがネットにつながる「IoT」に力を入れる方針を示したが、投資家の期待はさほど高まらなかった。

現時点では18年で最大のIPOとなる。ただ、携帯電話の基地局を運営する中国鉄塔が香港への上場で1兆円規模の調達をめざしており、小米を上回る可能性がある。

これまでに香港の著名な実業家、李嘉誠氏が小米への投資を表明。香港メディアはアリババ集団の馬雲(ジャック・マー)氏や騰訊控股(テンセント)の馬化騰(ポニー・マー)氏ら中国インターネットサービス大手の創業者も投資を検討していると伝えている。

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