西日本大雨、京都14万人に避難指示 地震被災地にも

2018/7/5 17:32 (2018/7/6 1:08更新)
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近畿地方では5日、長時間降り続く大雨への警戒が続き、京都市と京都府長岡京市、大山崎町は土砂災害の危険性が高まったとして、計約6万世帯、計約14万3千人に避難指示を出した。6月に地震があった大阪府北部の箕面、枚方、高槻の3市でも計約9700人に避難指示が出た。

大雨で増水した安威川。奧には大阪北部地震の影響でブルーシートがかけられた家屋の屋根が見える(5日午後、大阪府茨木市)

大阪府茨木市と神戸市中央区、北区、須磨区の一部にも避難指示が出され、避難勧告は京都府八幡市や大阪府高槻市など地震による被害を受けた地域を中心にした近畿各府県の広い範囲や、中国地方などに及んだ。

大阪管区気象台は梅雨前線が8日ごろにかけて近畿に停滞する見込みと発表。地震の被災者に向け「地盤が緩んでいるので、地元自治体の情報にも留意し、弱い雨でも土砂災害に注意してほしい。長雨が続くので避難所にいる人は体調管理にも注意を」と呼び掛けた。

兵庫県猪名川町の山間部の工事現場では5日午前、男性作業員3人が排水管に流され、1人が死亡した。和歌山市の男性(59)とみられる。広島県安芸高田市では5日午後6時ごろ、「人が川に流された」と110番があった。県警によると、近隣に住む60代の男性とみられる。

広島市安佐北区では中学3年の男子生徒が側溝に流されたが、約40分後に発見され、命に別条はない。神戸市中央区では土砂崩れが発生した。

京都市中心部を流れる鴨川の水位が上がり、遊歩道が立ち入り禁止になった。同市の観光名所・嵐山の渡月橋も桂川の水位が上昇したため通行止めとなった。

気象庁によると、6日にかけて近畿の多い所で1時間に70ミリの非常に強い雨が降る見込みで、6日午前6時までの24時間雨量は多い所で350ミリと予想している。〔共同〕

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