インド食品宅配ネット3強競う
スマホ普及、便利さ売る
[有料会員限定]
インドで食品のオンライン通販企業が急成長している。先導するのは中国アリババ集団が出資する首位ビッグバスケットと、ソフトバンクグループが出資するグローファーズの専業2社だ。米アマゾン・ドット・コムを加えた3社で市場を分け合う。食品流通の近代化が、食品スーパーの普及を待たずに、スマートフォン(スマホ)の浸透で一足飛びに進む可能性が出てきた。
5月末、業界2位グローファーズのロゴを掲げた小型トラックがニューデリー郊外の集配...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1376文字