水道工事で伝票偽造の疑い 産廃不正処理か 大阪市調査

2018/7/5 9:59
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大阪市は5日までに、市発注の水道管の入れ替え工事で、産業廃棄物を適切に処理したことを示す管理伝票が偽造された疑いがあると発表した。業者が処理費用を過大に請求し不正に利益を得ていた可能性があり、市は刑事告発も視野に調査を進める。

同工事では、道路を掘る際に出るアスファルトやコンクリート片が産廃となる。産廃は元請け業者が運搬業者を通じて処理場に運び、処理業者に渡る。管理伝票は複写式の7枚つづりで1組になっており、各業者が保管することになっている。

今年4月に外部から通報があり、市が2016年度中に工事が完了した管理伝票を業者に聞き取り調査。回答が得られた550組のうち、6割近くの316組で伝票に記載された処理業者の名前が異なるなど、不自然な点が見られたという。

市は産廃が市指定の方法で適切に処理されず、不法投棄された疑いもあるとみている。複数の業者が関与しており、市は16年度に完了した工事計221件を調べる。

大阪市発注の水道工事を巡っては、工事の埋め戻し材に、市が指定していない安価な資材を使う不正が相次いで発覚しており、市は弁護士らによる監査チームで調査を続けている。

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