2019年2月17日(日)

DeNA、川崎市にバスケット専用アリーナ構想

2018/7/4 18:00
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バスケットボール男子Bリーグ1部の川崎ブレイブサンダースは4日、ディー・エヌ・エー(DeNA)が東芝からチームを継承したのに伴い、事業戦略説明会を開いた。チーム運営会社のDeNA川崎ブレイブサンダース(川崎市)は3年後にバスケットボール事業単体で黒字化すると表明。5年後をめどに、1万~1万5000人収容のバスケットボール専用アリーナ建設を目指すと明かした。

新しいチームロゴの前で記念撮影に応じる元沢伸夫社長(右)と北卓也ヘッドコーチ

7月からチームを引き継いだ運営会社の社長には、プロ野球・横浜DeNAベイスターズの運営などを手掛けた元沢伸夫氏が就任。北卓也ヘッドコーチほかチームスタッフは変更しない。

ブレイブサンダースは現在、川崎市所有の「とどろきアリーナ」(観客収容人数約5000人)を本拠地としている。元沢社長は「1年目の2018~19年シーズンはまず土日開催試合をすべて満員にすることが目標」としたうえで「1~2年で観客が(とどろきアリーナの規模では)入りきらなくなると思っている。新しいアリーナが必要」との考えを示した。

新アリーナの建設主体や場所については、現時点で何も決まっていないという。

プロ野球やサッカーJリーグに比べるとBリーグの認知度はまだ低い。ただ、元沢社長は「バスケットボールの全世界の競技人口は4.5億人で、サッカーの2.6億人よりも多い。ポテンシャルはある」と指摘。「年間30試合で平均1万人、合計で年30万人の来場者数を目指す」という目標も掲げた。

当面のとどろきアリーナの集客強化策として、コート中央の屋根からつり下げて映像を表示する「センターハングビジョン」の新設や、音楽DJブースの設置などで演出を強化する。「プロ野球では近年、グループ観戦のニーズが高まっている」(元沢社長)ことから、様々な企画を盛り込んだグループシートやVIPシートも新設する。

同じ川崎を本拠地とするJリーグの川崎フロンターレとは東芝時代から集客策などで連携しており、今後も継続する。横浜DeNAベイスターズとの連携については「川崎と横浜という違いもあり、相互送客などは現時点で考えていないが、ノウハウは共有していきたい」(元沢社長)と説明した。

ブレイブサンダースは1950年に東芝小向事業所(川崎市)の同好会として活動を開始。83年に日本リーグ1部に昇格し、リーグ優勝4回、天皇杯優勝3回の実績を誇る。2016年にBリーグ創設に参加し1年目は準優勝したが、経営再建中の東芝が17年12月、チームをDeNAに譲渡することを決めた。

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