丸栄、東郷青児の絵保存へ 6月閉店の老舗百貨店

2018/7/4 17:46
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6月末に閉店した名古屋市の老舗百貨店「丸栄」が、エレベーターの扉に描かれた著名な洋画家、東郷青児の絵の保存を検討していることが4日、分かった。親会社は9月から建物を取り壊す方針だが、保存を求める声が寄せられていたという。扉には躍動感ある髪の長い女性が描かれている。

老舗百貨店「丸栄」のエレベーターの扉に描かれていた東郷青児の絵(6月、名古屋市)=共同

扉絵は計22枚で、できるだけ残す方向だが収蔵先は決まっていない。

丸栄の建物は近代日本を代表する建築家の村野藤吾が設計し、1954年に日本建築学会賞を受賞した。村野が手掛けた外壁タイルを一部保存する方向だが、床に埋め込まれたアンモナイトの化石などは費用がかかるとして保存を断念する。総務部の担当者は「一民間企業として限界はあるが、残せる物は残したい」と話している。

〔共同〕

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