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乾、八面六臂の活躍も「勝ちきりたかった」

2018/7/3 11:00
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後半、2点目のゴールを決める乾=沢井慎也撮影

後半、2点目のゴールを決める乾=沢井慎也撮影

「シュートはうまくない」と自認する乾が、セネガル戦に続いてまたやってのけた。ベルギーのマルティネス監督が「ボックスの外から打たれるとは。GKは(軌道が)よく見えなかったようだ」とシャッポを脱ぐ見事な一撃だった。

原口の先制ゴールで気勢を上げた直後だった。相手のクリアを拾った香川が、軽妙なボールさばきでマーカーを引きつけてヒールパス。後ろで待ち構えた乾が思いきりよく右足を振ると、ボールはゴールネットに吸い込まれていった。

イングランドのプレミアリーグで活躍するベルギーのDFたちも乾のドリブルに手を焼いた。自分からどんどん仕掛ける姿勢が気持ちよく、大きなサイドチェンジのパスを柔らかく止めるタッチは絹のようだった。

初めてのW杯のはつらつとしたプレーの背後にあったのは感謝の念だった。スペインリーグの終盤で右太ももを痛め、選出そのものが危うい状態に。しかし、西野監督は乾の突破力に懸けて招集を決めた。「膝が曲がらない状態でも、ぎりぎりまで状態が回復するのを待ってくれて。恩返しがしたい気持ちだった」と乾。

パラグアイとの大会前の最後の強化試合(6月12日)に辛うじて間に合い、「そこでいいアピールができて、そのままの勢いでここまで来た感じ」。

2ゴールに、ボールキープに突破に守備にと、左サイドで八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍だったが、目標のベスト8に届かず、本人は無念の思いが強い。

「勝ったのは10人のコロンビアだけ。試合に出ていない人たちに申し訳ない気持ち。勝ちきりたかった」と悔しそうに話していた。

(ロストフナドヌー=武智幸徳)

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