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米デル、再上場へ グループの資本関係を整理

【シリコンバレー=佐藤浩実】米IT(情報技術)大手のデル・テクノロジーズは2日、ニューヨーク証券取引所に再上場する計画を発表した。同社は経営の自由度を高めるため、2013年にMBO(経営陣が参加する買収)によって非公開企業となっていた。「トラッキングストック」(子会社連動株)と呼ぶ種類の自社の株式取得を通じてグループの資本関係を整理し、株式市場に復帰する。

トラッキングストックは特定事業や子会社の業績と連動する種類の株式で、デルの場合は仮想化ソフトを手がける子会社ヴイエムウェアの業績を反映させる「クラスV」と呼ぶ株式を設けていた。ティッカーシンボルは「DVMT」。このトラッキングストックを、現金または「クラスC普通株」と呼ぶデルの株式との交換で取得する。

トラッキングストックの保有者は普通株と交換するか、1株あたり109ドルを受け取る。手続きは今年10~12月期に完了する見込み。

デルはパソコン需要が陰ってきた13年に創業者で最高経営責任者(CEO)のマイケル・デル氏らによるMBOを実施。その後の16年に、ヴイエムウェアを傘下に持つ記録装置大手のEMCを買収した経緯がある。デルの直近四半期(18年2~4月期)の売上高は214億ドル。

デルがグループ再編や再上場をにらんで様々な策を検討していることは1月から米メディアが数回にわたり報じてきた。ヴイエムウェアによるデルの逆買収という説が流れたこともあったが、最終的にはトラッキングストックの取得という手法で落ち着いた。

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