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京大とJ&J、医療機器・創薬で連携

京都大学大学院医学研究科と医薬品・医療機器大手の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は2日、医療機器開発や創薬で協力する覚書を締結したと発表した。京大の創薬の研究シーズや医療機器の使用状況などをもとに、J&Jと医療機器や医薬品の共同開発を目指す。

覚書を締結した京大とジョンソン・エンド・ジョンソンの関係者

京大医学研究科メディカルイノベーションセンターの寺西豊副センター長は「大学病院のニーズと研究シーズをうまく組み合わせ、医療デバイスなどを開発する契機になる」と強調。J&J日本法人の日色保社長は「(日本の大学の)基礎研究は世界トップ級で幅が広く奥も深い。京大と協力して医療の課題の解決策を出したい」と述べた。

J&Jは世界で自治体や病院、スタートアップ企業などと協力し、オープンイノベーションの取り組みを進めている。日本では大阪大学や東京大学と覚書を締結しており、京大が3件目となる。

J&Jは今後、月1回程度、京大と意見交換し、具体的なプロジェクトの立ち上げにつなげる方針だ。

日色社長は「創薬ができる国は多くないが、日本では可能だ。奥の深いアカデミアの基礎研究能力があるからだ」と発言。そのうえで「米国や欧州の一部では、アカデミアや規制当局、投資家などが集まって情報交換するネットワークが完成しているが、日本はばらばらだ」と述べ、環境整備の遅れを指摘した。

さらに「日本でもここ数年、アカデミアも企業もオープンイノベーションの場を作り、ネットワーク化する動きがある。非常に魅力的だ。伸びしろは大きい」と話した。

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