2018年11月13日(火)

車載電池「売上高4000億円上積み」 パナソニック

2018/7/2 14:49
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パナソニックは2日、車載機器事業を担う社内カンパニー、オートモーティブ&インダストリアルシステムズの事業説明会を開いた。同事業部門のトップを務める伊藤好生副社長は「2021年度に車載用電池の売上高を18年度に比べて4000億円上積みする」と語った。日米中の工場で増産投資を進め、米テスラやトヨタ自動車などに拡販する。生産拡大に必要な技術者の確保については、「自社で確保するだけでなく、他社との提携も検討していく」とした。

18年度は姫路工場(兵庫県姫路市)と中国の大連工場(遼寧省)、米国のギガファクトリー(ネバダ州)を中心に設備投資を進める。車載電池を供給する大口顧客であるテスラの生産トラブルで18年3月期は車載電池部門の損益が赤字に陥ったが、伊藤副社長は「テスラ側の生産工程の改善は急速に進んでいる」と強調した。

今後はテスラ向けの供給量がさらに高まるとみて「これからは(テスラ向けの)電池セルの安定供給について心配しなければならない。在庫の持ち方などを含めて考えていく」と話した。

昨年12月にはトヨタ自動車と角形と呼ぶ車載電池における提携検討を発表。今後の投資方針について「当初掲げていた戦略投資1兆円の枠組みとは別で考えている」とした。

同日、日産自動車が電池子会社を中国の投資ファンドGSRキャピタルに売却することを中止すると発表した。日産の電池子会社に対する買収の可能性について問われると、「電池の生産は他社の設備を買ってそのまま使えるものではない」と否定した。

ただ技術者の確保については「人的リソースについては今後の全固体電池の開発など必要になる」と語り、「電動化や自動運転なども我々だけではできないため、アライアンスを含めた補完関係で事業展開を進めていきたい」との考えを述べた。

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